downloads
拡張機能にブラウザーのダウンロードマネージャーとのやりとりを可能にします。この API モジュールを、ファイルマネージャーでのファイルのダウンロード、キャンセル、停止、ダウンロードの再開、ダウンロード済みのファイルの表示に使用できます。
この API を使うには manifest.json ファイルで指定する "downloads" API パーミッションが必要です。
型
downloads.FilenameConflictAction-
ダウンロードされたファイル名が既存ファイルと衝突する場合の動作オプション定義
downloads.InterruptReason-
ダウンロードが中断された理由の集合を定義
downloads.DangerType-
ダウンロード可能なファイルに関連した想定される危険性への警告の集合を定義
downloads.State-
現在のダウンロードが取りうるさまざまな状態を定義
downloads.DownloadItem-
ダウンロード済みのファイルを表現する
downloads.StringDelta-
2 つの文字列の差異を表現する
downloads.DoubleDelta-
2 つの倍精度実数の差異を表現する
downloads.BooleanDelta-
2 つの真偽値の差異を表現する
downloads.DownloadTime-
ダウンロード完了にかかった時間を表現する
downloads.DownloadQuery-
ダウンロードマネージャーで特定のダウンロードを検索するのに使われるパラメーターを定義
関数
downloads.download()-
URL とオプション設定を与えて、ファイルをダウンロードします
downloads.search()-
ブラウザーのダウンロードマネージャーで使える
DownloadItemsに問い合わせて、指定した検索条件にマッチするものを返します downloads.pause()-
ダウンロードを停止します
downloads.resume()-
停止したダウンロードを再開します
downloads.cancel()-
ダウンロードをキャンセルします
downloads.getFileIcon()-
指定したダウンロードのアイコンを取得します
downloads.open()-
関連付けられたアプリケーションでダウンロード済みのファイルを開きます
downloads.show()-
プラットフォームのファイルマネージャーアプリケーションを開いて、ダウンロードフォルダー内のファイルを表示します
downloads.showDefaultFolder()-
プラットフォームのファイルマネージャーアプリケーションを開いて、デフォルトのダウンロードフォルダーを表示します
downloads.erase()-
ダウンロード済みのファイルをディスクから消去することなく、ブラウザーのダウンロード履歴からマッチした
DownloadItemsを消去します downloads.removeFile()-
ブラウザーのダウンロード履歴ではなく、ダウンロード済みのファイルをディスクから消去します
downloads.acceptDanger()-
危険なダウンロードを受け入れるかキャンセルするかを、ユーザーに確認します
downloads.drag()-
ダウンロード済みのファイルを他のアプリケーションにドラッグし始めます
downloads.setShelfEnabled()-
現在のブラウザープロファイルに関連するすぺてのウィンドウの下のグレーの棚を有効化/無効化します。この棚は少なくとも 1 つの拡張機能が無効化すると無効になります。
イベント
downloads.onCreated-
ダウンロード開始時に
DownloadItemオブジェクトと共に発火します downloads.onErased-
ダウンロードが履歴から消去された時に
downloadIdと共に発火します downloads.onChanged-
bytesReceivedを除くいかなるDownloadItemのプロパティが変わった時、このイベントはdownloadIdや変更したプロパティを含むオブジェクトと共に発火します
ブラウザーの互換性
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Example extensions
メモ:
この API は Chromium の chrome.downloads API に基づいています。