FormDataEvent

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2021年9月⁩.

FormDataEvent インターフェイスは formdata イベントを表します。 — このようなイベントは HTMLFormElement オブジェクトで、フォームデータを表すエントリーリストが構築された後に発行されます。これはフォームが送信されようとするときに発行されますが、 FormData() コンストラクターの呼び出しでも発行させることができます。

これにより、 XMLHttpRequest などのメソッドでフォームデータを送信する際に、自分で用意しなくても、 formdata イベントの発行に応じて、 FormData オブジェクトをすばやく取得することができます（FormData オブジェクトの使い方を参照）。

コンストラクター

FormDataEvent(): 新しい FormDataEvent オブジェクトインスタンスを生成します。

インスタンスプロパティ

親インターフェイスである Event から継承したプロパティがあります。

FormDataEvent.formData: イベントが発行された時点のフォーム内に含まれるデータを表す FormData オブジェクトです。

インスタンスメソッド

親インターフェイスである Event から継承したメソッドがあります。

例

// フォームの参照を得る

const formElem = document.querySelector("form");

// submit ハンドラー

formElem.addEventListener("submit", (e) => {
  // フォーム送信時に、既定の動作を抑止
  e.preventDefault();

  console.log(form.querySelector('input[name="field1"]')); // FOO
  console.log(form.querySelector('input[name="field2"]')); // BAR

  // FormData オブジェクトを構築し、 formdata イベントを発行させる
  const formData = new FormData(formElem);
  // フォームデータがが formdata イベントによって変更される
  console.log(formData.get("field1")); // foo
  console.log(formData.get("field2")); // bar
});

// データを受け取るための formdata ハンドラー

formElem.addEventListener("formdata", (e) => {
  console.log("formdata fired");

  // フォームデータを変更
  const formData = e.formData;
  formData.set("field1", formData.get("field1").toLowerCase());
  formData.set("field2", formData.get("field2").toLowerCase());
});