MediaStream

Baseline Widely available

This feature is well established and works across many devices and browser versions. It’s been available across browsers since ⁨2017年9月⁩.

MediaStream はメディアキャプチャとストリーム API のインターフェイスで、メディアコンテンツのストリームを表します。ストリームは動画や音声など複数のトラックから成ります。それぞれのトラックは MediaStreamTrack のインスタンスとして定義されます。

MediaStream オブジェクトを取得するには、コンストラクターを使用するか MediaDevices.getUserMedia(), MediaDevices.getDisplayMedia(), HTMLCanvasElement.captureStream()　などの関数を呼び出すかします。

コンストラクター

MediaStream(): 新しい MediaStream オブジェクトを作成して返します。空のストリーム、既存のストリームに基づいたストリーム、 (MediaStreamTrack オブジェクトの配列として指定して) 特定のトラックのリストを含むストリームを作成することができます。

インスタンスプロパティ

このインターフェイスは親である EventTarget からプロパティを継承しています。

MediaStream.active 読取専用: 論理値で、 true は MediaStream がアクティブな時、 false はそうでない場合です。
MediaStream.id 読取専用: 文字列で、 36 文字のオブジェクトの汎用一意識別子 (UUID) を表します。

インスタンスメソッド

このインターフェイスは親である EventTarget からメソッドを継承しています。

MediaStream.addTrack(): 引数で指定された MediaStreamTrack のコピーを格納します。トラックが既に MediaStream オブジェクトに追加されていた場合は、何も起こりません。
MediaStream.clone(): MediaStream オブジェクトの複製を返します。ただし、複製は固有の id の値を持ちます。
MediaStream.getAudioTracks(): MediaStreamTrack オブジェクトのリストで、 MediaStream オブジェクトに格納されているものの中で kind 属性が audio に設定されているものを返します。順序は未定義であり、ブラウザーによって異なるばかりでなく、呼び出し毎に異なる可能性もあります。
MediaStream.getTrackById(): 引数 trackid で与えられた ID を持つトラックを返します。引数が与えられなかった場合や、その ID を持つトラックが存在しなかった場合は、 null を返します。複数のトラックが同じ ID を持っている場合は、最初の一つを返します。
MediaStream.getTracks(): MediaStreamTrack オブジェクトのリストで、 MediaStream オブジェクトに格納されているものをすべて、 kind 属性の値に関わらず返します。順序は未定義であり、ブラウザーによって異なるばかりでなく、呼び出し毎に異なる可能性もあります。
MediaStream.getVideoTracks(): MediaStreamTrack オブジェクトのリストで、 MediaStream オブジェクトに格納されているものの中で kind 属性が video に設定されているものを返します。順序は未定義であり、ブラウザーによって異なるばかりでなく、呼び出し毎に異なる可能性もあります。
MediaStream.removeTrack(): 引数として与えられた MediaStreamTrack を除去します。トラックが MediaStream オブジェクトに含まれていなかった場合は、何もしません。