TrustedTypePolicyFactory
Limited availability
This feature is not Baseline because it does not work in some of the most widely-used browsers.
メモ: この機能はウェブワーカー内で利用可能です。
TrustedTypePolicyFactory は信頼型 API のインターフェイスで、ポリシーを作成し、作成されたポリシーに対して信頼型オブジェクトの検証ができるようにします。
インスタンスプロパティ
TrustedTypePolicyFactory.emptyHTML読取専用-
空文字列の入った
TrustedHTMLオブジェクトを返します。 TrustedTypePolicyFactory.emptyScript読取専用-
空文字列の入った
TrustedScriptオブジェクトを返します。 TrustedTypePolicyFactory.defaultPolicy読取専用-
既定の
TrustedTypePolicy、または空であれば null を返します。
インスタンスメソッド
TrustedTypePolicyFactory.createPolicy()-
policyOptionsとして渡されたルールを実装したTrustedTypePolicyを作成します。 TrustedTypePolicyFactory.isHTML()-
値が渡された場合、それが有効な
TrustedHTMLオブジェクトであるかどうかを検査します。 TrustedTypePolicyFactory.isScript()-
値が渡された場合、それが有効な
TrustedScriptオブジェクトであるかどうかを検査します。 TrustedTypePolicyFactory.isScriptURL()-
値が渡された場合、それが有効な
TrustedScriptURLオブジェクトであるかどうかを検査します。 TrustedTypePolicyFactory.getAttributeType()-
ウェブ開発者が要素や属性に信頼型が要求されるかどうか、要求される場合はどの信頼型が必要かを確認できるようにします。
TrustedTypePolicyFactory.getPropertyType()-
ウェブ開発者がプロパティに信頼型が要求されるかどうか、要求される場合はどの信頼型が必要かを確認できるようにします。
例
以下のコードは、 "myEscapePolicy" という名前のポリシーを作成し、HTML を無害化する関数 createHTML() を定義します。
次に、ポリシーを使用して文字列を無害化し、 TrustedHTML オブジェクトである escaped を作成します。このオブジェクトは、 isHTML() によって、自分のポリシーのいずれかによって作成されたことを確認できます。
const escapeHTMLPolicy = trustedTypes.createPolicy("myEscapePolicy", {
createHTML: (string) => string.replace(/</g, "<"),
});
const escaped = escapeHTMLPolicy.createHTML("<img src=x onerror=alert(1)>");
console.log(trustedTypes.isHTML(escaped)); // true;
仕様書
| Specification |
|---|
| Trusted Types> # trusted-type-policy-factory> |
ブラウザーの互換性
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