200 OK
HTTP の 200 OK は成功レスポンスステータスコードで、リクエストが成功したことを示します。
200 OK レスポンスは既定でキャッシュ可能です。
200 OK レスポンスは、 HTTP リクエストメソッドによって意味と形式が異なります。
それぞれのメソッドによる違いは次のとおりです。
GET: リソースがサーバーによって取得され、レスポンス本体に含まれています。POST: アクションに成功しました。レスポンスには結果を詳細に表すメッセージ本体が入ります。HEAD:GETと同等ですが、メッセージ本体はありません。TRACE: メッセージ本体に、サーバーが受信したリクエストメッセージが格納されます。
PUT や DELETE リクエストの成功は 200 OK になることもありますが、ふつうは異なります。
リソースがアップロードされたり初回作成されたりした場合は 201 Created に、リソースの削除に成功した場合は 204 No Content になることの方が一般的です。
ステータス
http
200 OK
例
>200 OK を GET リクエストで受信
この例では、 GET の https://example.com への成功リクエストは 200 OK レスポンスを返します。
このレスポンスには、ヘッダーと HTML コンテンツを含むメッセージ本体が含まれます。
http
HTTP/1.1 200 OK
Accept-Ranges: bytes
Age: 294510
Cache-Control: max-age=604800
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
Date: Fri, 21 Jun 2024 14:18:33 GMT
Etag: "3147526947"
Expires: Fri, 28 Jun 2024 14:18:33 GMT
Last-Modified: Thu, 17 Oct 2019 07:18:26 GMT
Server: ECAcc (nyd/D10E)
X-Cache: HIT
Content-Length: 1256
<!doctype html>
<!-- HTML content follows here -->
200 OK をフォーム送信の POST リクエストで受信
http://example.com/subscribe で契約を管理するためのエンドポイントにデータを送信するフォームがあったとします。
ユーザーが契約するための POST リクエストは、次のようになります。
http
POST /subscribe HTTP/1.1
Host: example.com
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 50
name=Brian%20Smith&email=brian.smith%40example.com
この例では、 200 OK ステータスを持つレスポンスは次のようになります。
http
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: application/json
{
"message": "User subscription pending. A confirmation email has been sent.",
"subscription": {
"name": "Brian Smith",
"email": "brian.smith@example.com",
"id": 123,
"feed": "default"
}
}
仕様書
| Specification |
|---|
| HTTP Semantics> # status.200> |