400 Bad Request
HTTP の 400 Bad Request はクライアントエラーレスポンスステータスコードで、サーバーがクライアントエラーとみなした何らかの理由により、サーバーがリクエストを処理しなかったことを示します。
400 レスポンスの理由は、通常、リクエスト構文が不正であったり、リクエストメッセージのフレームが不正であったり、リクエストルーティングが不正であったりするものです。
400 レスポンスを受け取ったクライアントは、リクエストを変更せずに繰り返しても、同じエラーで失敗することを想定しておくべきです。
ステータス
http
400 Bad Request
例
>リクエストの構文が不正な場合
ある REST API があり、ユーザーを管理するエンドポイントが http://example.com/users であったとします。POST リクエストで以下の本体を送ってユーザーを作成しようとするものの、エスケープされていない改行がある不正な JSON を使っているとします。
http
POST /users HTTP/1.1
Host: example.com
Content-Type: application/json
Content-Length: 38
{
"email": "b@example.com
",
"username": "b.smith"
}
コンテンツが有効な形式であれば、201 Created レスポンスまたはその他の成功メッセージが返されると予想されますが、代わりにサーバーは 400 を返し、レスポンス本体には、クライアントが適切に書式化されたリクエストでアクションを再試行できるようにするためのコンテキストを含む message フィールドが含まれます。
http
HTTP/1.1 400 Bad Request
Content-Type: application/json
Content-Length: 71
{
"error": "Bad request",
"message": "Request body could not be read properly.",
}
仕様書
| Specification |
|---|
| HTTP Semantics> # status.400> |