dy
dy 属性は、要素やそのコンテンツの位置の y 軸方向のオフセットを示します。
この属性は以下の SVG 要素で使用することができます。
例
<svg viewBox="0 0 100 100" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">
<!-- Lines materialized the position of the glyphs -->
<line x1="10%" x2="10%" y1="0" y2="100%" />
<line x1="0" x2="100%" y1="30%" y2="30%" />
<line x1="0" x2="100%" y1="80%" y2="80%" />
<!-- Some reference text -->
<text x="10%" y="30%" fill="grey">SVG</text>
<!-- The same text with a shift along the y-axis -->
<text dy="50%" x="10%" y="30%">SVG</text>
</svg>
line {
stroke: red;
stroke-width: 0.5px;
stroke-dasharray: 3px;
}
feDropShadow
<feDropShadow> の場合、dy はドロップシャドウの y オフセットを定義します。属性の値を解決するために使用する単位は、 <filter> 要素の primitiveUnits 属性で設定します。
| 値 | <number> |
|---|---|
| 既定値 | 2 |
| アニメーション | 可 |
feOffset
<feOffset> の場合、dy はフィルター入力グラフィックの y オフセットを定義します。属性の値を解決するために使用する単位は、 <filter> 要素の primitiveUnits 属性で設定します。
| 値 | <number> |
|---|---|
| 既定値 | 0 |
| アニメーション | 可 |
glyphRef
警告:
SVG2 において、 <glyphRef> は非推奨であり、使用しないでください。
<glyphRef> の場合、 dy はグリフの y オフセットを定義します。
| 値 | <number> |
|---|---|
| 既定値 | 0 |
| アニメーション | 可 |
text
<text> の場合、それが単一の値を格納していれば、 dy はすべてのグリフに対して y 軸方向のシフト量を定義します。
複数の値がある場合、dy は個々のグリフに対して、直前のグリフとの相対的な y 軸方向のシフト量を定義します。値の数がグリフの数よりも少ない場合、残りのグリフは 0 の値を使用します。値の数がグリフの数よりも多い場合は、余分な値は無視されます。
| 値 | (<length> | <percentage>) のリスト |
|---|---|
| 既定値 | なし |
| アニメーション | 可 |
例
<svg viewBox="0 0 150 100" xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">
<!-- Horizontal lines -->
<line x1="0" x2="100%" y1="30" y2="30" />
<line x1="0" x2="100%" y1="40" y2="40" />
<line x1="0" x2="100%" y1="50" y2="50" />
<line x1="0" x2="100%" y1="60" y2="60" />
<!-- Vertical lines -->
<line x1="10" x2="10" y1="0" y2="100%" />
<line x1="50" x2="50" y1="0" y2="100%" />
<line x1="90" x2="90" y1="0" y2="100%" />
<!-- Behaviors change based on the number of values in the attributes -->
<text dy="20" x="10" y="30">SVG</text>
<text dy="0 10" x="50" y="30">SVG</text>
<text dy="0 10 20" x="90" y="30">SVG</text>
</svg>
line {
stroke: red;
stroke-width: 0.5px;
stroke-dasharray: 3px;
}
tref
警告:
SVG2 において、 <tref> は非推奨であり、使用しないでください。
<tref> では、 1 つの値を格納している場合、 dy はすべてのグリフに対する y 軸方向のシフト量を定義します。
複数の値がある場合、dy は個々のグリフに対して、直前のグリフとの相対的な y 軸方向のシフト量を定義します。値の数がグリフの数よりも少ない場合、残りのグリフは 0 の値を使用します。値の数がグリフの数よりも多い場合は、余分な値は無視されます。
| 値 | (<length> | <percentage>) のリスト |
|---|---|
| 既定値 | なし |
| アニメーション | 可 |
tspan
<tspan> の場合、それが 1 つの値を格納する場合、 dy はすべての代替グリフに対して y 軸に沿ったシフト量を定義します。
複数の値がある場合、dy は個々のグリフに対して、直前のグリフとの相対的な y 軸方向のシフト量を定義します。値の数がグリフの数よりも少ない場合、残りのグリフは 0 の値を使用します。値の数がグリフの数よりも多い場合は、余分な値は無視されます。
| 値 | (<length> | <percentage>) のリスト |
|---|---|
| 既定値 | なし |
| アニメーション | 可 |
仕様書
| Specification |
|---|
| Filter Effects Module Level 1> # element-attrdef-fedropshadow-dy> |
| Filter Effects Module Level 1> # element-attrdef-feoffset-dy> |
| Scalable Vector Graphics (SVG) 2> # TextElementDYAttribute> |